ケーススタディ

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神戸大学 大学院様

「生体質感造形」を使ったトレーニングやシミュレーションが日本の医療を大きく変える

2015年1月8日

リアルデータに基づく3D臓器モデルに触れることで、医師は手技を向上させることができます。リアルな質感の3Dモデルは医学生の研修や医療機器の開発にも貢献しています。

世界初、透明臓器の実物大のカラーモデルが登場

複数の樹脂を混合することで気管支、肺動脈、肺静脈などを再現した肺の立体モデル。

2014年3~6月、東京の国立科学博物館で開催された特別展「医は仁術」。江戸時代から現代までのさまざまな医療技術が展示されるなか、ひときわ来場者の目を惹いたのは、世界初となる透明臓器の実物大のカラーモデルだ。臓器全体が透明の樹脂で造形されており、病巣や血管の様子が手に取るようにわかる。これまでも白や半透明で再現する3D臓器モデルはあったが、このカラーモデルの場合、動脈を赤、静脈を青、門脈を紫というように鮮やかに色分けすることで、それぞれの立体的な位置関係がすぐに理解できるようになっている。


手術ナビゲーションシステムや3Dプリンタによる生体質感造形(Bio-Texture Modeling® )など医療分野における最先端技術開発で知られる、神戸大学大学院医学研究科の杉本真樹医師によるデザインを、ストラタシスの最新鋭3Dプリンタ Objet500 Connex3™ を使って出力したものだ。


Connex3は、同時に3つのノズルから噴射することで、さまざまなカラーを含め、硬質、軟質、ゴムライク、クリアなどさまざまな質感をもつ複数の樹脂を組み合わせて再現することができる世界初のマルチマテリアル・マルチカラーの3Dプリンタだ。


「生体モデルの造形においては、実際に触って、その重さや軟らかさ、持った感覚、切除や縫合時の臓器の変化をいかに可触化するかが最重要になります。多素材・多色を使うことで、モデルの質感が格段に向上し、造形プロセスも効率化されました」
と、実物大の肝臓モデルに触れながら、杉本氏は説明する。

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